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2011年5月21日 (土)

ロッソネロの21番

ミラニスタならずともサッカーが好きな方なら誰もが知っているでしょう 
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 ピルロ、退団を認める 「忘れがたい10年間だった」
 
 
ネスタとピッポカピタンもボメもシウバも契約延長したのに
 
 
 
  
 
ピルロだけはしませんでした。゜゜(´□`。)°゜。

 
 

 
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もうこのロッソネロを着た21番の芸術的なFKは見れない。。。


 
「さよならを言いに来た。10年ミランでプレーしてきたけれど、ここからは別の道を歩むことになった。クラブ、いつも僕を応援してくれたティフォージに感謝したい。僕がいなくなってみんなが悲しむ?だと嬉しいね」。事務所から出てきた彼は感謝の言葉を述べたが、来シーズンについては語らなかった。

「どこのチームともまだ交渉はしていない」。彼はそう言ったが、実際はすでにユーベと年俸250万ユーロの3年契約で合意している。おそらく月曜日にはトリノでメディカルチェックを受けるだろう。これでピルロはインテル、ミラン、ユーベとイタリアの3大クラブを渡り歩くことになる。

ガッリアーニは「彼をただの対戦相手として見ることはできない。ミランが彼と共に歩んだ10年は、決して忘れることのない素晴らしい日々だった」 
 
と語った。


 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 

 
 
おそらく、ピルロがミランを去る理由は金銭面で合意しなかったからではないでしょう。

ピルロがミランと共に築き上げてきた功績と絆はお金以上のものです。

ではなぜピルロはミランを出て行くのか。

それは今のミランにおけるアッレグリ監督の戦術における起用法の問題にあると思っています。 
 
アッレグリ監督の採用するフォーメーションは4-3-1-2
中盤の3のところにカピタンやガッツ、フラミニ、ボメルなど守備的な選手を中心に並べてブロックを作り、3の左に入ることの多いセードルフや機動力の高いトップ下のボアテング、2トップのズラタン、パト、ロビーニョなどに預けて攻撃を展開していきます。 
 

今シーズンを戦ってきた基本的なフォーメーション
パトイブラヒモビッチ
 ボアテング 
セードルフガットゥーゾ
 ファン・ボメル 
ザンブロッタアバーテ
チアゴ・シウバネスタ
 アッビアーティ 


ピルロが最もレジスタとしての輝きを発揮できるのは中盤の底。つまりファンボメルの位置です。 
  
しかし、アッレグリ監督がこの位置でピルロを採用することはまず無いでしょう。

アッレグリ監督は前述したように中盤の3人に守備的な選手を並べることを好むため、守備の要として最も重要なフィルターになる底にはより守備型であるファンボメルもしくはカピタンを置きます。 

カピタンはともかく、新加入のファンボメルも監督から高評価を受けているのでここをいじってくることは無いと考えられます。 
 
それならボメルはそのままで左右のMFならどうなのか。 
 
例えばセードルフ(左)、ピルロ(右)になったら...

セードルフはあまり守備をしない(最近は以前に増して)傾向があるし、ピルロは守備をしないというわけではありませんが比べる相手(ガットゥーゾ)が悪すぎます。

なのでDF4人+ボメルで守ることになってしまってこれまた守備のバランスが崩れてしまいます。
 


それならばセードルフを替えてみよう、となります。

ピルロ(左)、ガットゥーゾ(右)になると今度は恐らく攻撃が手薄になるでしょう。

セードルフは元々トレクアルティスタということもあって非常にいい攻撃参加をしてくれています(特にシーズン後半)。

もちろんガットゥーゾも攻撃参加はしますが、彼の本職は相手の攻撃の芽を摘むこと+アバテが上がって空いたスペースのカバーなので積極的に前に出ることは出来ません。 
 
ならばピルロはパス巧いんだからトップ下はどうかと。

残念ながらそれは最もありえません。

なぜならアッレグリ監督の求めているようなトップ下はボアテングのように積極的で豊富な運動量があり、フィニッシュまで持っていけるパワーーのある選手だからです。だから本来トップ下であるセードルフも左で起用されています。
 
  
  
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 

 
  
 

  


 
 

話しは少し逸れますが

ピルロがレジスタとして中盤の底でプレーするようになったのはこんな経緯があります


ピルロも元々はパスセンスを買われてトップ下でプレーしていました。

しかし、ブレッシア時代にイタリアサッカー最高のファンタジスタであるロベルト・バッジョがトップ下に君臨していたころでトップ下でのプレーは厳しい状況でした。

当時の監督であるカルロ・マッツォーネはピルロとロベルト・バッジョを共にプレーさせようと考え、フィジカルの弱かったピルロをレジスタ(というより単に中盤の底)にコンバートしました。
 
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その後、ブレッシアからミランに移籍しますが、ミランにも当時が全盛期だったルイコスタがいました。

当時のファティフ・テリム監督からは構想外とされますが、成績低迷でアンチェロッティ(現チェルシー)が新たにミランの監督に就任します。

アンチェロッティもルイ・コスタをトップ下として起用し続けましたが、試合出場を願うピルロは通常のトップ下ではなく中盤の底での起用を直訴します。

「ミステル、僕をレジスタで使ってください」

ピルロのブレッシアでの経験を知っていたアンチェロッティはこれを承諾ます。


アンチェロッティ監督下では、パスとパスを繋ぎ合わせ正確なロングボールを放ってボールを散らし、ドリブルで見る者を魅了させてきました。

まさにピルロは攻撃の指揮をつかさどる存在、レジスタ(演出家)として世界最高峰の選手としての地位を確立していきました。 
 
  

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とまあこんな感じです。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
  
 
 

 
 
 
 
 

 
話を戻しましょうか。
 
  
3センターハーフでも、トップ下でも出場できない。

でも自分はもっとプレーしたい。

そう思った彼は愛するミランを退団するという決断をしました。。
 

 
1つ明らかにしておきたいのは、僕はピルロが出て行くからといってアッレグリ監督の戦術や起用法について非難するつもりは一切ありません。
 
アッレグリ監督はこのシステムでスクデットを7季ぶりに奪還し新しいACミランの形を造りあげたことは非常に評価しています。

ピルロ本人も同じ考えのようで決してピルロとアッレグリの間に確執があったわけではありません。

もちろん、ミランを出て行くピルロに対して「裏切り者!」と罵るようなこともしません(そんな人はミラニスタじゃありません) 
 
 
 

  
 
  

もっとサッカーがしたいからチームを移る
 

サッカーに生き、サッカーに人生を捧げてきたプロのサッカー選手なら当然の考えです。

同じ理由でラウールだってマドリーを離れました。

ゴンさんもジュビロから、松田直樹も横浜から離れていきました。
 
 
 
欲を言えば我らがマルディーニのように最後までガッツやピッポ、セードルフらと共にミランで引退していってほしかったですが、彼の意志を尊重したいと思います。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
  


 
そんな彼はいったいどこへ行くのか 
 
今のところ噂に上がっているクラブは 


ユベントス、ローマ、マンチェスター・シティ、チェルシー

とされています。

かねてから噂のあるユベントスが最も最有力とされていますね。 
 
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イタリアサッカーを代表するこの2人が共演するのでしょうか。 
 
 

 

 
 
 
そしてこんな素晴らしい動画まで。。。
 

ありがとう

アンドレア・ピルロ

そしてさようなら

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